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Xboxエリコン2 レビュー
2019年11月5日、19,778円で発売される「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ2」のレビュー。
Xboxエリートコントローラーとはマイクロソフトが2015年に発売したカスタマイズ可能な高級コントローラー。
1万5千円を超える価格ながら好評で長らく品薄となった製品です。
そんなエリコンの2は過去4年間に寄せられた意見や要望などで全面改良した新バージョン。
エリコン2とエリコン1の変更点や違い
エリコン2の大きな改良点はBluetooth接続対応、40時間駆動の内蔵充電池、スティックの抵抗調整、全面まで覆うラバーグリップ、コントローラーの設定を3つまで記録させることができる機能。
エリコン1からあるスティックの交換、十字キーの交換、トリガーのあそび調整、背面パドルなども新素材や形状変更などの改良がされています。
コントローラーのUSB端子と付属ケーブルはUSB-Cに。
重量はフル装備でエリコン2が345g、エリコン1が348gとほぼ変わらず。
価格は上がってエリコン2は19,778円、エリコン1は16,178円とさらに高額に。
エリコン2設定紹介動画
エリコン2で設定できるボタン配置やトリガーやスティックの調整、振動の個別の強さなどを動画で紹介
エリコン2 詳細
マッピング
好きなボタンに、好きなボタン入力を入れ替えることができる。
ボタン、トリガー、バンパー(PS4でいうL1R1)、スティック押し込み、パドル(コントローラー裏にある4つの入力)のすべてで好きなボタン入力が変更できる。
さらにボタン入力だけではなくアプリ起動、ガイドを開く、スクリーンショット作成、テレビミュート、音量の上げ下げ、パーティーやフレンドの表示、メッセージ送信、メディアの再生・一時停止、検索、実績表示の割当もできる。
スティックは、スティックの左右入れ替えとY軸反転が可能。
エリコン1では2つまで設定して記録させてコントローラー中央にある切り替えスイッチで変更できましたが、エリコン2では3つに増えました。
スティック抵抗調整
スティックの抵抗を3段階に変更可能で、Xbox360のコントローラーと同じ重さにも設定できるとのこと。
本体をスティックトップを外して、付属のサムスティック調整ツールを差し込み回すだけでスティックの重さを調整できる。
時計回りで重くなり、反時計回しで軽くなる。
新品のOneコンと、発売日に買って約4年使ったエリコン1のスティックの重さが同じぐらい。
エリコン2を一番軽い設定にするとエリコン1/Oneコンと同じぐらいの重さ。
360コンも同じぐらいでしたが、360コンはヘタリすぎているので新品がどの程度の重さか不明。
個人的には重い方が好きなのでしかも左右別々に重さを決められるのが良い。左スティックが中か軽、右スティックが重か中で使ってみる予定。
スティックの感度調整
Xbox本体のアプリから左右のステティックそれぞれの感度が調整できる。
交換できるスティック
エリコン1と同様で、交換できるスティックトップが4種6つ同梱されています。
エリコン2つに同梱されているスティックトップ
くぼみ型滑り止め付き(短)x2
上と同形状でスティックが長くなったものx1
くぼみ型滑り止めなし(短)x2
PS3と同じ山型の滑り止めあり(短)x1
PS3コンが好みの人や、XboxOneやPS4で使える「FPS Freek Vortex」などが好きな人には長いのもありかなと思いますが、個人的な好みで言えばくぼみ型滑り止め付き(短)が一番使いやすいです。
磁力がエリコン1より強くなっているので前より外れにくく改良されています。
エリコン1のスティックとの互換性はありません。
エリコン1スティックはエリコン2に入りますが大きくて外れてしまいます。ただ、使おうと思えば使えるといった感じ。
エリコン2スティックはエリコン1に入らないので使えません。
トリガー
トリガーの押し込みの重さ
エリコン1・Oneコンはほぼ気持ちエリコン1の方が重く、エリコン2はエリコン1より若干重いです。
(軽) Oneコン<エリコン1<エリコン2 (重)
トリガーの遊びと深さ調整
トリガーの遊び調整がアプリで設定でき、物理的な押し込みの深さはコントローラー裏にある物理スイッチで変更可能。
物理スイッチによるトリガーの深さ変更はエリコン1では2段階でしたが、エリコン2では3段階の調整が可能になっています。
一番深い設定ではエリコン1も2も同程度ですが、一番浅い設定するとエリコン1よりさらに浅くできます。
リアルトリガー
トリガーを振動させることができ、本体の設定から強弱が変更できます。
エリコン1もそうでしたがリアルトリガーを強めると、振動が強すぎて振動音&接触でブブブーっと音が発生してしまうのは変わらずですが、エリコン1よりは音が静かになっています。
コントローラーの握る部分と合わせて合計4箇所のバイブレーションの強弱が設定可能。一番弱めれば停止となる。
十字キー
同梱されている十字キーは2つ。
形状は前と同じ、色がシルバーからマットブラックに。
少し使った感じでは押し心地も同じ。
ただスティックと同じで取り付けるための磁力が強くなっているので、エリコン1より外れにくくなっています。
パドル
コントローラー背面に取り付けられる4つパドル。
この4つのパドルに好きなボタン入力やアプリ起動などのアクションを設定できる。
すべて個別の設定が可能で、全部外して利用しなくても、好きな数だけ取り付けて使うことも可能。
パドルの変化
エリコン2とエリコン1のパドルを比較。
形は変わっていませんがエリコン1と比べてエリコン2は大小どちらのパドルも一回り小さくなっています。
パドルの入力の感触はエリコン2の方が少し深くなって押している感が増しています。
パドルの取り付け
パドルはエリコン1と同じで干渉さえしなければ好きな形に取りつけることができる。
1枚目が純正、2枚目が上下逆、3枚目はエリコン1とエリコン2の大パドルのみを装着したもの。
エリコンのパドルは互換性あり。
スティックトップはエリコン1の物と互換性がありませんでしたが、エリコン2はエリコン1のパドルも使えます。エリコン1でエリコン2のパドルも利用可能。
振動
リアルトリガーと、振動モーターを搭載。アプリで振動モーターの調整が可能。Xbox本体のアプリから強弱やオフの設定が可能。
内蔵充電池
エリコン1は乾電池や市販の充電池も使えましたが、エリコン2は40時間駆動の内蔵充電池に変更となりました。
電池を外し、コードをつなげ、少しでも軽く使うといったこともできません。
正直言ってこれは改悪で電池も使えた方が断然便利です。
エリコン2は使い始めて数日ですが、今の所唯一悪くなった点だと思います。
オーディオ
3.5mmステレオヘッドセットジャック。MSが開発したその他すべてのXboxコントローラーアクセサリーとも互換性があります。
充電ドック
エリコン1にはなかった充電ドック付き。
ドックにカバーがついて、コントローラーを乗せるときの衝撃や傷防止用かな?と勘違いしてつけたまま充電しようとアレコレしてましたが、このカバーを剥がさないと使えませんでしたw。
充電ケーブル
すごくどうでもいいことですが、エリコン1の充電ケーブルのカラーの方が個人的にはよかったです 笑。
その他
Xboxボタンが浅くなっている。
エリコン1とエリコン2は同時に使え、設定も別々に可能。
使用感などをのレビュー追記予定
パドルなどのパーツを紛失したら…
エリコン1ではパドルを1つなくしてしまって、パドルだけ購入しました。
エリコン1レビュー
エリコン2では特定の部品をなくしてしまった場合はどうなるのかマイクロソフトに聞いてみました。
結論から言うとパーツだけ購入可能。
購入方法
購入方法はXboxサポートへの電話
支払い方法はクレジットカードのみ
フリーダイヤル:0120-220-340
Xboxカスタマーサポート詳細
エリコン1では購入証明を提出する必要がありましたが、エリコン2では購入証明は不要とのこと。
購入できるパーツ
購入できる部品はサムスティック、パドル、十字キーの3点。
サムスティック:2407円
十字キー:1204円
パドル:1805円
すべて税込み価格。
パドルの値段だけで比べるとエリコン1より若干安くなっています。